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食育

箸置きの活用

10月も半ばになり、秋の味覚を楽しむ季節になりました。食欲の秋に、一口(10)30回かむことを推奨して、10月30日は「健康に役立つ咀嚼の日」なんですって。いろいろな記念日がありますねえ。

よく噛んで食べることは、

・肥満防止

 よくかんで食べると、脳に満腹サインが伝わりやすくなり、食べすぎを防いでくれます。

 また脳内物質の働きによって内臓脂肪の分解を促進します。

・唾液の分泌を促す

 よくかんで食べると、唾液の分泌が増え、消化を助ける効果もあります。

 唾液は口腔内を清潔にして、むし歯や歯周病を予防します。

・お口の周りの筋肉を鍛える

 かむ働きは、あごやお口の周りの筋肉を動かし鍛えます。

 お口周りを鍛えることは表情を豊かにすることや、発音、嚥下に欠かせません。

・脳の働きが活性化する

 よくかんで食べると、お顔の筋肉が良く動き、血流増加につながります。

 脳に栄養や酸素が行き届いて脳の働きが活発になるため、記憶力や集中力、判断力が向上します。

いいことづくめですね!

箸置きの活用

よくかんで食べるために、お食事の際に気を付けたいポイントは

・お口いっぱいに食べ物を詰め込まない

 私は、一口を少なめにするために先の細い箸を使うようにしています。

・ながら食いをしない

 テレビやスマホは見ずにおいしくお食事を楽しみたいですね。

・一口ごとに箸をおく

 好みの箸置きを使ったりして工夫しています。

調理面でも工夫ができます。

・食物繊維の多い根菜・豆類・キノコ類やイカタコなどの弾力のあるものなどかむ回数が増える食材を選ぶ

・食材を大きめに切る

・調理法を工夫する

・薄味にする

 サラダに砕いたナッツをちらしたり、パンならトーストするだけでもかむ回数は増えます。

 できることから少しずつ工夫しましょう。

最後に、お食事中の飲み物ですが、

お口の中に食べ物が入っているときに水分をとると、食べ物を十分にかまないまま流し込むことになってしまいます。

咀嚼が足りない状態で食べ物を飲み込んで、のどに詰まらせることもありますし、胃酸の希釈化により消化能力が低下してしまいます。

お口の中の食べ物を飲み込んでから飲むようにしましょう。

お食事は楽しく、おいしく、しっかりかんでいただきたいですね!

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