「抜歯するしかない」とあきらめる前に

もし、今この文章を読んでいるあなたが「残念ながら抜歯しかない」とあきらめかけているとしたら。食事の楽しみや、思い切り笑う自信すら失いかけているかもしれませんね。重度の歯周病は、ただ歯がぐらつくだけでなく、人生の質(QOL)を落とす深刻な病気です。
重度の歯周病になったら、本当に抜歯しか方法がないのでしょうか?その問いに「ちょっと待って」といえる新しい希望が世界初のラジカル殺菌技術を用いた非外科的歯周病治療「ブルーラジカル」です。
なぜブルーラジカルは、抜歯を余儀なくされた歯でもその命をつなぎとめる可能性を秘めているのでしょうか?それは従来の治療では不可能だった、歯周病菌の「隠れ家」を破壊する能力をもっているからです。
従来の治療が限界を迎えるのは、歯周ポケットの奥に存在する、ネバネバとした最近の共同体であるバイオフィルムの存在です。このバイオフィルムという強力なバリアの内部に潜む歯周病菌の巣窟には、抗菌薬や通常の洗浄が届かずないため、治療効果を大きく阻害していました。そのために歯周病が再発し、最終的に抜歯しなければならなかったのです。
ブルーラジカルが生み出す「ヒドロキシラジカル」は、この難攻不落のバイオフィルムを貫通し、内部の細菌のDNAを物理的に破壊します。
これは、ただ単に菌を洗い流すのでなく「根絶に近いレベルで無力化する」ということです。
深部に巣食う悪玉菌を徹底的に排除することで、炎症は急速に改善に向かい、歯を支える組織の破壊がストップします。
ただし、ブルーラジカルは歯周病の進行を防ぐ強力なツールですが、一度失われてしまった骨(歯槽骨)を再生することはできません。残念ながらあまりに重度に歯周病が進行してしまった歯はやむを得ず抜歯になることもあります。それでもブルーラジカル治療の目的は、そのギリギリのラインにある歯を1本でも多く救うことにあります。
ブルーラジカル治療は、一般的な保険診療では提供できない最先端の自由診療になります。当院では1本あたり16,500円(税込み)で提供しております。
費用や治療法については、メリット・デメリットを含めて事前に詳細を説明させていただきます。ご納得いただいた上で最適な治療の選択肢を一緒に見つけましょう。

