夏休みに仕上げ磨き、仕上げチェックを定着させよう

「梅雨がゆっくりやってきた」と思ったら、あっという間に梅雨明け宣言がされましたね。今年の夏も例年以上の猛暑が予想されます。恒例の院長が飾り付けをしている医院玄関は「ひまわり畑で虫取りをするロボット」です。
さて、猛暑を乗り切るための私の楽しみの一つをご紹介します。先月仕込んだ梅シロップが飲み頃を迎えました!

お昼休みに冷たい(時々温かい)梅シロップを1杯飲むと、クエン酸のおかげで体がシャキッとして、午後の診療も頑張れます!
~夏休みこそ見直し!親子で仕上げ磨き~
夏休みに入ると、生活のリズムが乱れがちになり、むし歯のリスクが高まります。
熱中症対策としてイオン飲料や甘いジュース、アイスクリームなどを口にする機会も増えるため、この時期の仕上げ磨きはいつも以上に重要です。
①「フッ素」を積極的に活用する
歯を強くし、初期むし歯を修復するのを助けるフッ素は、夏の虫歯予防の強い味方です。
フッ素入りの歯磨剤や歯科医院でのフッ素塗布をぜひ活用しましょう!
②力の入りすぎを防ぐ「鉛筆持ち」でやさしく磨く
仕上げ磨きの際は「鉛筆もち:ペングリップ」で力を入れすぎることなく優しく磨きましょう。子どもさんが使っている歯ブラシとは別に、仕上げ磨き用にブラシが広がっていないものを用意すると良いでしょう。
③デンタルフロスをプラス
歯ブラシだけだと歯と歯の間の汚れは6割程度しか落とせません。寝る前のケアの際にはデンタルフロスを使う習慣をつけましょう。意外と大人よりお子さんの方が上手に使いこなすことがありますよ!
※秘密兵器※
ちゃんと磨けているか不安なとき、ゲーム感覚で磨き残しを見つけられる「ハミガキ上手」がおすすめです!

~小学校高学年から中学生のお子さんへの大切な「声かけ」~
「仕上げ磨きをしてもらうのが恥ずかしい」と嫌がるお年頃になる小学校高学年から中学生は「12歳臼歯(第二大臼歯)」が生えかけている大切な時期でもあります。
この歯は一番奥にゆっくりと生えてくるため
・歯ブラシが届きにくい
・歯の一部だけが顔を出している状態(半分埋まっている状態)が続き、汚れがたまりやすい
という特徴があり、むし歯になりやすいよう注意スポットです。
「一番奥の歯、ちゃんと生えている?虫歯になりやすい場所だから見せてね。」
と声がけしてしっかりチェックしてあげてください。
※ したら歯科医院では、みなさまの歯の状態に合わせた正しいケアの方法や、お子さんにおすすめのケア用品のご案内も行っています。ぜひこの機会に親子で定期検診にお越しください。
暑さに負けず、健やかな毎日をお過ごしください!
