矯正治療開始までのの基本的な流れ
もうすぐ夏休みですね。
「新学期に登校した際に矯正治療に慣れておこう」と夏休みの間に矯正を始めようと考える方が多くいらっしゃいます。今回は治療を始めるにあたっての流れをお伝えいたします。
① カウンセリング(初回無料)
かみ合わせや歯並びについてお困りの点・疑問・不安、また装置の希望などをお聞きします
・お口と顎の診断
・症状の解説
・矯正治療の必要性および適切な開始時期・方法(ここでは視診による診断です)について説明いたします
↓ カウンセリング後、ご希望の場合精密検査いたします
② 精密検査・分析(33,000円)
お口の状態を把握し、適切な治療方針をプランニングするために精密検査を行います
・デジタルレントゲン撮影(頭部・顎関節・歯列)
・歯、およびお顔の写真撮影
・歯型の採得(基本的には印象材を用いて採得いたしますが、嘔吐反射のある方は口腔内スキャナーにより光学印象いたします)
・MFT(口腔筋機能療法)が必要か検査
↓ 精密検査後2週間で分析いたします
③ 診断と治療計画の説明
精密検査の内容をもとに作成した治療プランを説明いたします
・唾液検査(検査の2時間前からの飲食・歯磨き・喫煙はお控えください)
・検査結果の説明(現在のお口の状態・問題点)
・矯正治療法の説明
・費用やお支払いの方法(分割の可否・クレジットカードの対応・デンタルローンについて)の説明
※お口の問題点が複雑な場合や治療方法を決定しづらい場合などは2回に分けて診断することがあります
↓ 矯正治療のメリットやデメリットについて説明・ご理解いただけた場合
④ 前準備
矯正装置を装着する前に、むし歯や歯周病を予防するために歯磨きの練習やお口のクリーニングを行います。
診断時の唾液検査の結果が悪かった方は治療後再検査(2,200円)が必要になります
親知らずの抜歯(保険適応)や矯正のための抜歯(1本5,500円)を行うこともあります
↓ マウスピース矯正をされる方はシュミレーション作製(22,000円)に2週間かかります
⑤ 動的治療開始
治療計画に沿って、矯正装置を装着していきます。治療の内容によっては月に2,3回の来院が必要になることもあります
矯正治療開始までには検査や準備期間が必要となります。ご希望の時期に治療が始められるようご協力をお願いいたします。