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マウスピースで「お口の癖」を直す?お子さまの歯並びを変える習慣

前回のブログ(2025年9月28日)では、マウスピースで歯を並べる「インビザライン・ファースト」についてご紹介しました。今回は、マウスピース型でも全くアプローチが異なる「お口の悪い癖を直して、歯並びの土台を整える」治療についてお話しします。

「歯並びは気になるけれど、矯正を始めるのはまだ早いのでは?」

そんな風に感じている親御さんにこそ知っていただきたい、お子さまの成長する力を利用した「新習慣」のご提案です。

1. 歯並びを乱す犯人は「お口の癖」だった?!

ガタガタの歯並びや出っ歯の原因は、実は遺伝だけではありません。日々の何気ない「口腔習癖(お口の癖)」が、あごの成長を妨げ、歯並びを崩してしまっていることが多いのです。

・口ポカン(口呼吸):お鼻ではなくお口で呼吸すると、顔の筋肉が緩み、あごが正しく育ちません。

・低位舌(ていいぜつ):舌が上あごについていないと、上あごを広げる力がかからず、歯のスペースが不足します。

・悪い姿勢:猫背や食事中に足の裏が床についていない状態はあごの市を狂わせます。

今回ご紹介する「マイオブレース」「プレオルソ」「EFライン」といった装置は、外部からの力で歯を動かすためのものではなく、「悪い癖」をリセットするためのトレーニングツールです。

2. 装置は「お口のリハビリ」を支えるパートナー

これらの装置の役割は、いわば「お口のリハビリテーション」です。

インビザラインファーストが「歯」の位置を精密にコントロールするのに対し、マイオブレースやプレオルソは「くちびる・頬・舌」といったお口周りの筋肉のバランスを整えることに特化しています。

装置を装着することで自然とお口が閉じ、舌が正しい位置へと導かれます。筋肉の使い方が正しくなると、お子さま自身の成長する力によって顎が適切な大きさに広がり、結果として永久歯がきれいに並ぶための「土台」が整っていきます。

3. 「ただはめるだけ」よりも大切なこと

個の治療で何より重要なのは、装置をはめること自体よりも、それによって「日々の生活習慣をアップデートすること」です。装置はあくまでサポーター。その効果を引き出すのは、毎日の小さな意識です。

■「足の裏」を床にピタッとつける

お食事やお勉強の時、足がぶらぶらしていませんか?

足の裏が床にしっかりつくと、体幹が安定し、背筋が伸びます。正しい姿勢で過ごすことで顎が本来の位置に安定し、装置による機能の改善がよりスムーズに進みます。

■「鼻呼吸」を当たり前に

特に花粉症などで鼻がつまりやすい時期はお口が開きがちです。装置をきっかけに、意識して鼻で呼吸する習慣をつけることで、お顔全体の筋肉が引き締まり、歯並びだけでなく顔だちも健やかに整っていきます。

4. 土台を整えることで、未来の選択肢が広がる

幼少期に「筋肉の使い方」という根本原因を改善しておくと多くのメリットがあります。

・後戻りしにくい:癖が治っているため、治療後に歯並びが崩れるリスクが減ります。

・抜歯のリスクが減る:顎がしっかり育てば、将来的に永久歯を抜く矯正が必要なくなる可能性が高まります。

・全身の健康:正しい呼吸と姿勢は、睡眠の質や集中力の向上にもつながります。

 

まとめ:親子で取り組む「土台作り」

「インビザラインファーストで歯を並べる時期」なのか、それとも「マイオブレースやプレオルソで癖から直す時期」なのか。お子さまのお口の状態によって最適な選択肢は異なります。

まずは、装置という心強い味方を使いながら、親子で楽しく「足の裏」「姿勢」「鼻呼吸」を意識することから始めてみませんか?

お子さまの健やかな成長を、お口の機能から支えていく。したら歯科医院では、そんな「一生モノの習慣作り」を全力でサポートいたします。気になる癖や姿勢を見つけたら、ぜひお早めにご相談ください。

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