遊びながら育てる「お口の機能」
あけましておめでとうございます!本年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて2026年の始まりに、親子で一緒にチェックしていただきたい「笑顔の質」についてお話しします。
笑顔でわかる:お口の筋肉のSOS
・にっこり笑えていますか?
お口のトレーニングをしているときに、「あれ?笑っているのに目が笑っていない?」と感じるお子さんが増えています。理想的な笑顔は、口角が上がって上の前歯が適度に見える状態です。しかし、最近は笑っても上唇が動かず、下の歯の露出が多いお子さんが目立ちます。
これは、上唇を引き上げる筋肉(上唇挙筋(じょうしんきょきん)など)が弱り、逆にお口を下に引っ張る筋肉が優位になっている証拠です。この状態を放っておくと、口元が緩んで「お口ポカン(口呼吸)」になりやすく、将来的に歯並びが乱れたり、顔立ちが間伸びして見える原因にもなります。
・上手にウインクできますか?
片目だけつぶることができず、両目が一緒に閉じてしまったり、お口をゆがめてしまうお子さんも多くいます。試しに一緒にいらした親御さんにトライしてもらったところ、半数くらいの方がウインクができませんでした。
お顔の筋肉を独立して動かすための「神経」と「筋肉」の回路が眠ってしまっているのです。
お口の筋肉と目元の関係
MFT(口腔筋機能療法)において、お顔の筋肉は、どこか一か所でも「サボり癖」が付くと、全体の動きが狂い、お顔のゆがみとして現れます。特にお口の周りの「口輪筋(こうりんきん)」はお顔のあらゆる表情筋のハブの役目をしています。いつもお口が開いている(ポカンしている)と、ハブが緩んで連動している頬の筋肉や、目を動かす筋肉までサボり始めてしまいます。
スマイルビルド:遊びながらお顔を整えよう!
お正月は遊び感覚で、お顔全体の「動き」と「連動」を取り戻しましょう!
1. 指でお手伝いウインク
片方の目の下を指で軽く抑え、反対側の目だけでウインクを試みます。指で押さえることで、脳に「ここだけを動かすんだ」と教え込むことによって、サボっていた回路がつながっていきます。
2. 「上の歯」を見せるスマイル練習
まずは「あ~」と声に出して言ってみましょう。唇がお口の中に入り込まないように大きく開けます。そこから「に~」歯をかみ合わせると!きれいな笑顔が完成です。
3. たこ焼きポーズで「三日月目」
口角を上げ、頬の肉を「たこ焼き」のように丸く盛り上げます。その頬の肉で下瞼を押し上げるようにして目を細めます。「目元まで笑った笑顔」が出来上がります。
2026年、表情の「貯金」を始めましょう
お顔の筋肉を正しく使えるようになることは、単に見栄えが良くなるだけではありません。鼻呼吸を促し、乾燥しているこの時期の感染症予防、さらには将来の歯並びを守る「天然の矯正装置」を手に入れることと同じです。
ぜひ、ご家族で笑いあいながら「スマイルビルド」楽しんでください。

あけましておめでとうございます!
2026年も、みなさまが笑顔で過ごせるようスタッフ一同全力でお手伝いさせていただきます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします!
新年は1月5日(月)から診療いたします。
みなさまにお会いできるのを楽しみにしております。
